第一回定例勉強会を終えて(研究会2)

佐田

若者キャリア研究所の定例勉強会が終わった。



・アイスブレイク 30分
・勉強会の趣旨(講演)30分
・ダイアログ 30分

という内容だった。



本来は、講演をゼロにすべきなのだが、
所信表明演説のようなものなので、30分の時間をいただいた。


アイスブレイクでは、「嘘かまことか」を実施し、
全員を騙しきった方に、賞としてBlueMoonを一輪差し上げた。


講演では、
キャリア形成支援の世界で稼ぐためには何が必要か?
を、5つのレベルを示して説明した。


ダイアログは当初ディスカッションをする予定だったが、
やはり時間的に厳しくダイアログに変更した。


終了後は、食事会をして、お開きとなった。




なお、講演では詳しく喋らなかったが、
この勉強会は、世に問う(業界に問う)つもりでやっている。
私の主張したいのは、次の3点である。


1、実務家による、実務家のための勉強会
2、演習中心(模擬演習⇒フィードバック)
3、参加者同士が仲良くなれる勉強会


1、について
多くの勉強会は、学者による学者のための勉強会だと思う。
実務家は支援が仕事であり、学者は研究が仕事である。
実務家として学者の勉強会に参加して、違和感を覚えていた。
だから、実務家による実務家のための勉強会
を主催しようと考えた。
「稼ぐ」という事にこだわる理由も、私が実務家であるからだ。


2、について
実務家の仕事は支援である。
講師、トレーナー、カウンセラー、ファシリテーターとして、
就職やキャリア形成の支援をする事が仕事である。
参加者同士で模擬的な若年者支援をおこない
互いにフィードバックする。
これこそが、実務家にもっとも重要な勉強会ではないだろうか。


3、について
私は、優秀な実務家の条件は、実力+人脈だと思う。
実力があっても、仕事のチャンスがなければ実力は発揮されない。
演習中心の勉強会をする事で、たとえ、勉強会終了後の飲み会に
参加しなくても、参加者同士が仲良くなれるようにしたい。


この主張が、業界に認められる事を願っている。