第21回勉強会を終えて

第21回勉強会、無事に終了しました。



私がやりたい勉強会ができた、と思うものの
参加人数がいつもより少ないことが今回の特徴でした。


宇佐美さんは、
大学でも人材ビジネスでもない立場でありながら
大学生が集まる仕組みを作っていらっしゃる方です。


就職部署の敷居が高くて大学生が来ないという職員に対して、
「昼間の一定時間に食堂に居て相談を受ける形にしては?」
とアドバイスして学生の相談が増えた話は、
キャリコン稼業の目線では気づきにくいことだと思いました。


素晴らしいと思ったのは、学生に歩み寄る姿勢、かつ
無理なことをはっきりという姿勢です。


話題になりそうな映画、テレビドラマは見る、
本当は喫煙しないけど吸う学生が居たら一緒に吸って話す、
などされているそうです。


逆に、ある学生からたびたび深夜に急ぎでない電話があると、
それを切って、なぜ電話を切ったのか文章にしろ
と伝えて考えさせる、などです。
深夜1時を過ぎると電話料金が安くなるので
大学生が電話をかけるようになる、などというのは
恥ずかしながら、全く知りませんでした。
大学生がfacebookを使う時間帯も知りませんでした。


facebookの大学での運用についてもお話がありました。
ある参加者が、大学の就職部署で学生向けfacebook担当を
していて宇佐美さんから意見を伺う時間があったのですが、
学生の使い方と大人側の感覚とのズレが大きいことを感じました。



毎年、大学生が200名ほど参加する夢フェス?は、
テーマをあえて決めていないとは言うものの
自己分析に類する内容を、泊まりがけでやるものです。
値段の格安さにも学生目線を感じましたし、
開始のしばらく前にお金を払ってない学生には
アルバイトを紹介するという点は見事だと思いました。


終了後、理事長の柳本も参加して喫茶店で懇親会をしました。





今回、常見陽平さん招聘時ほどの参加を予測していましたが、
10名ほどの参加となりました。
多くの方に聞いていただきたかったので残念です。


今後の勉強会は誰を対象にして何を発信すれば良いのか、
方向性について考えてみたいと思います。



(記載者:佐田晃一)