ちいばす

求職者に向かい合う立場の方ならば、
ちいばすをご存知の方も多いと思う。

経済産業省「人材橋わたし事業」の地域魅力発見バスツアーである。
社長や経営陣から直接話を聞くことができる
経営者に直接自分をアピールできる
現場を肌で体感できる
2010年卒業予定者OK

「日本を、世界を支えている地域魅力企業」を、
学生の皆さんが知ると同時に、地域や経営者の
人間的な魅力なども体感できるバスツアー。
人材を必要とする、地域の中小企業を直接知る
チャンスにもなります。

(以上、同パンフレットより抜粋)

参加費無料、食事代実費のみで
参加可能という素敵な5泊6日の旅である。


大変に良い企画だと思うんです。
仕事の現場を見学して、役員クラスから話を聞けば、
その企業に就職しなくても、
就職を考える大きなヒントになると思います。
私も似た企画に参加しているので
参加学生の意識が変わるの感じます。

中小企業を見学する点にも惹かれます。




でも、突っ込みたくなる点が2つほど。
1、これ経済産業省の事業なんですよね?
 厚生労働省でも大学でもなく、です。
 特に大学がやらないのは不思議でなりません。

2、ターゲットにこの情報、届いているんだろうか?
 就職支援部署に置かれたパンフから参加するのは
 意欲が高くて自発的に行動できる層だと思います。
 その層がターゲットだと言うなら当たってますが…


未だ大半の大学が、
就職部署や一部教職員のみが就活を重視する現状、
ここから一歩抜け出す大学が出てくるかどうか、
興味深いところです。

(記載者:佐田晃一)